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個人情報漏洩も有り得る?郵便関係の住所変更

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退去をする際に注意したいことの一つに郵便関係の住所変更があります。住所変更を出していないと退去した家に郵便物が届いてしまいますので注意しましょう。郵便物には個人情報などが記載されたものもあるので、個人情報漏洩を防ぐためにもしっかりと手続きを行うようにしたいものです。

退去をしたらどんな手続きが必要なの?

退去することが決まり、新しい場所に引っ越しする場合は郵便局に住所変更届を提出するようにしましょう。手続きをしておくと引っ越しをした後に、前に住んでいたところ宛に届く郵便物も新しい転居先に届くようになります。

手続きをしないと起こりうる怖いこと

きちんと郵便局に変更手続きをしないと郵便物から個人情報が漏洩するリスクが発生する恐れがあります。郵便物の中には氏名はもちろんですが、人によってはクレジットカードの明細書、ネットバンキングの書類など金銭にからむ個人情報が含まれる場合もあり、前の住所に郵送されることで他人に見られる恐れがあります。

 

その場合、知らないうちにカードが使用されていたり、ネットバンキングが操作される恐れもありますので十分に注意しておくことが大切です。また、女性の場合はそこからストーカー被害に繋がる恐れもありますので、特にしっかりと手続きを行う必要があります。退去する際は必ず変更届を出すようにしましょう。

住所変更をしなかった失敗例

Aさんは長年住んでいたマンションを退去することになりました。新しい住居にすみ始めてから半月後に、いつも通りコンビニのATMでお金を引き出そうとしましたが、残高不足で引き出す事ができませんでした。残高照会をしてみるとなんと0円、急いで銀行に行き訴えましたが、ネットバンキングの操作によって引き出されているとのこと。警察に被害届を出しましたが未だに犯人は見つかっていません。後日警察から郵便物から口座番号などが漏洩しているかもしれないとの指摘がありました。Aさんは住所を変更したことを郵便局に伝えていなかったのです。以前の住居には人は住んでいませんでしたので、誰かが勝手に郵便物を取っていったのかもしれません。

このような被害は意外と多くあります。郵便物は個人情報が詰まっている物もありますので、十分に注意する必要があります。

退去と住所変更はセットで考える

退去するということは住所が変わると言う事です。特に郵便物には貴重な個人情報が入っている物もありますので、それを悪用される恐れがあるということを認識しておきましょう。退去時には必ず郵便局に連絡して住所変更をしておくことが重要です。